本記事では、マネーフォワードの2種類のサービスを紹介します。
マネーフォワード2種類:
- マネーフォワードME(家計簿アプリ)
- マネーフォワードクラウド確定申告(確定申告ソフト)
マネーフォワードが便利なところは、どちらも「自動」なところ。
はじめに銀行や証券会社の口座、クレジットカードなどを連携させておけば自動で分別してくれます!
ぼくも使い始めて5年経ちますが、ほぼ毎日確認していますよ…!
両者のメリット・デメリットや評判をまとめたのでぜひ最後までご覧ください。
もくじ
マネーフォワードMEとは?
マネーフォワードMEは家計簿アプリ。
家計簿アプリとは、日々の支出や収入をスマホで簡単に管理することができるアプリです。
家計簿アプリの中ではマネーフォワードMEがNo.1といっても過言ではありません…!
その理由としては登録者数。なんと!登録者数は650万人(!)を突破…!

しかも650万人は2018年5月の発表だったので現在はさらに伸びているハズです。
マネーフォワードMEの使い方は最初に銀行や証券会社、クレジットカードを連携させてしまえば、あとはほぼ自動でデータを取得してくれます。
現金で支払いをしたものだけ入力すれば毎月の収支の確認ができちゃいます。
下記から具体的に解説していきますね。
▼業績も絶好調です。

マネーフォワードME:メリット・デメリット

メリット
- 対応金融機関数が2,000超え!
- 資産・収支が一元管理できる!
- 使い勝手抜群!直感的に操作可能!
デメリット
- 有料版にしか使えない機能がある
- データ反映が遅い・レシート撮影がめんどくさい
メリット①:対応金融機関数が2,000超え

マネーフォワードMEの対応金融機関数は、2,000を超え現在では2,656もの機関に対応しています(2019年2月現在)
家計簿アプリは自分の使っているクレジットカードや銀行が対応されてないだけで、めちゃくちゃ使い勝手が悪くなってしまうのでこの多さは安心できますね。
ご自分で使っている銀行などはほぼ対応済みだと思います。
同じ家計簿アプリ「Zaim」の対応金融機関数が1,500程度なのでものすごい差がありますね…!
メリット②:資産・収支が一元管理できる!
マネーフォワードMEはその他に資産の管理をすることが可能です。銀行はもちろん、証券会社やFX会社など多くの金融機関と連携できます。
内訳としては、投資信託やFX・先物の証拠金、iDeCoなどの資産を確認することができちゃうんです!
▼実際の資産の内訳

※ちなみにですが、ねんきんネット(年金)と連携もできますよ(!)
メリット③:使い勝手抜群!直感的に操作可能!

マネーフォワードMEは主にスマホメインの仕様になりますが、とにかく使い勝手は抜群です。
はじめて使う方も直感的に操作が可能。グラフなども表示されるので見ているだけで楽しいです。笑
金融機関連携も迷うことなく使えますよ。
デメリット①:有料版にしか使えない機能がある

1つ目のデメリットは、有料版にしか使えない機能があるという点です。
口座別の推移グラフなどは無料版では見ることができません。
無料版と有料版では下記の違いがあります。

無料版だと10件までしか連携できないのはかなりのデメリットですね。実際ぼくは連携しているところは20件を超えていますので…。
とはいえ、まだ使ったことがない方は無料版でもじゅうぶんマネーフォワードMEの良さがわかると思うので、まずは無料版から使ってみることをおすすめします。
※現在、有料版は30日間お試し期間を設けています。まずは無料版で使ってみて30日間の無料期間中に試して判断するのもいいですね。

クレカ利用データ反映が遅い・レシート撮影がめんどくさい
これもデメリットでクレジットカードの利用データ連携が少し遅いのがあげられます。
だいたい1〜2週間後くらいに連携されることがほとんど。
すぐチェックしたい場合はマネーフォワードMEじゃなくカード会社の利用明細を確認したほうがいいですね。
そして、なんといっても現金決済をしたときのレシート撮影が非常に面倒です。毎回になるとやってらんねー!!って感じです。笑
なので我が家では、基本的にはクレジットカードやキャッシュレス決済を使い、現金はまとめて一括で入力していますよ。(現金はほぼ使わないので雑費にしちゃってます)
マネーフォワードMEの評判と口コミは?
実際にマネーフォワードMEの評判はどうなのか、評判と口コミを調べてみました。
家計簿アプリをマネーフォワードに変更しました
Zaimは続かなかった
逐一手入力でやってくと、いつか限界が来る(俺の場合)で、今回マネーフォワードにしてみたんだけど、連携機能が充実してて買ったら自動で反映される
手入力はそれ以外だけでいいから、これならつづくかも?#家計簿 pic.twitter.com/Hd8T4vnf3A— 馬の油 (@mayamaxx774) 2019年2月21日
自動連携は本当に楽です。自分ですることがないので途中でやめてしまうこともないですよ。
マネーフォワードME見てたら、お金って大事だなと改めて思いました。
総資産も把握してなかったし、
今までお金って、、株に突っ込むポイントにしか思ってなかったww
— ytana@アフィリエイト7桁目標 (@ytana_fbird) 2019年2月27日
自分の資産や収支を把握することはお金を考えるのに、一番最初の段階ですごく重要です。
とはいえ、やっぱり計算するのはめんどうですよね。そんなときはマネーフォワードMEで一発解説ですね。
昨日、マネーフォワードME登録してみたけど、すごく便利!
早速プレミアム会員になりました😃でも、セキュリティは不安しかない、、
銀行と同レベルと謳ってるけど、銀行のシステム投資額とは違うよね…?— ytana@アフィリエイト7桁目標 (@ytana_fbird) 2019年2月27日
マネーフォワードMEではさまざまなセキュリティ対策を行っています。


自分でできることとしては、まずは2段階認証ですね。もし気になるならマストで設定しましょう。
おぉ…マネーフォワードME、お前、、
ええやつやんけ! pic.twitter.com/KFRiTUUWnt— シュウヘイ (@shuhei2013) 2019年2月25日
こういうの地味にうれしいですよねw
僕はプレミアム会員です。
便利なのですが、株式投資家にとって機能が物足りない。ポートフォリオの円グラフぐらい作って欲しい。
あと保有株のファンダメンタルズがあればわざわざ証券会社にアクセスする必要すらなくなります。 #NewsPicks https://t.co/MtcoDLU5Af— ジョー太郎@バフェット流米国株投資(元プロラグビー選手) (@black_tana) 2019年2月26日
今後の展開として、投資情報なんかがあるとめちゃくちゃうれしいです。
(こうなったら家計簿アプリの枠超えてて、資産管理アプリですねw)
マネーフォワードMEを5年使っている理由

ぼくは2014年から使い続けています。
理由としては、やはり自動でカンタンに自分の資産が把握できるところ。これに尽きます。めんどうなこと一切なしです。
使い始めた2014年当時はまだまだ連携できる金融機関も少なく、連携もそこまでできませんでした。
しかし、今では2,000を超える金融機関と連携できます。データの反映も以前よりは早くなってる気がします。
この5年でマネーフォワードMEは大きく進化しているのは間違いありません…!
使い勝手は抜群です…!
プレミアム(有料版)に課金しました
で、ぼくは有料版を使っています。
個人的にいいなと思った機能はバランスシート。金融機関を連携させるだけで自分のバランスシートも自動で作成されます。
▼実際のバランスシート自分の資産のバランスシートがあるとすごく便利ですよ。自分の資産負債がひとめでわかります。(自分で言うのもなんですが、負債がほぼない優良家計ですw)
▼家計のバランスも確認できる
マネーフォワードクラウド確定申告とは

ここからはマネーフォワードクラウド確定申告の紹介です。
個人事業主向けに特化した会計クラウドサービスです。
個人事業主に特化しているので、細かい機能がとても便利に利用できます。
クラウドサービスなのでログインさえできればどのパソコンからでも操作が可能です。
そのため、パソコンが故障したり紛失してもデータが失われることがないのはいいですよね。
また、自動でアップデートをしますので、消費税増税や法律改正により申告書や仕訳方法が変わっても使い続けることができるのもポイントです。
マネーフォワードクラウド確定申告のポイント:
- クラウドサービスだからどのパソコンからでもアクセスできる
- 増税・改正も自動でアップデートして、つねに最新バージョンを維持
- 面倒な確定申告までサポート
- 3つのプランでどれが自分に合っているのかが明快
無料で資産・収支管理
※無料で登録。5分で完了します。
確定申告書までを一つのサービスで完結できる
マネーフォワードクラウド確定申告は、一つのサービスで仕訳から確定申告書の作成まで完了することができます。
マネーフォワードクラウド確定申告の機能:
- 取引データの帳簿管理
- 帳簿の仕訳
- 確定申告書作成機能
他の会計ソフトの種類によっては、確定申告書作成まで対応していないサービスもあります。
また、確定申告書は、e-Taxと書面印刷の両方に対応していますので、使い分けが可能です。
プランは種類!マネーフォワードクラウド確定申告の明瞭システム
マネーフォワードクラウド確定申告のプランは3種類のみなので、プランを迷うことはありません。

3種類のプランを説明しますと、以下のように区分けされているため、事業規模や業種によって最適なプランを選択できます。
- パーソナルライト⇒一般事業者向け
- パーソナル⇒外注など人を雇って事業をする人向け
- パーソナルプラス⇒会計や確定申告事務に不安がある人向け

マネーフォワードクラウド確定申告:メリット・デメリット

マネーフォワードクラウド確定申告ならではの機能や、注意点を説明します。
メリット①:3,000種以上の金融関係サービスと連携し自動入力

事業の帳簿管理で面倒なのが、記帳作業です。
手書きにしてもパソコン管理にしても、取引データの入力作業がなくなることはありません。
しかし、マネーフォワードクラウド確定申告ならは、銀行やクレジットカード、そしてAmazonなどの通販サイトと連携することにより、取引情報を自動で読み込むことができます。
しかも、連携できるサービスは3,000社以上ありますので、全国どこに住んでいても利用可能です。
メリット②:入力操作不要!自動仕訳でラクラク管理!

マネーフォワードクラウド確定申告は、取引明細のデータ連携ができ、そのうえ入力されたデータを自動で仕訳登録してくれます。
同じ名目でも仕訳内容が異なる場合がありますが、その際は仕訳内容を訂正することができます。
しかし、仕訳内容を訂正すると変更した情報を学習するため、次回の自動仕訳登録の際には、訂正後の勘定科目で仕訳登録をしてくれます。
そのため、ユーザー仕様に合わせたカスタマイズ機能となりますので、利用期間が長ければ長くなるほど利便性が向上していきます
デメリット①:年間で利用する場合は有料となる
マネーフォワードクラウド確定申告はフリープランもありますが、経理事務を効率化させるためには有料プランに加入することが必要。
ただ、年間契約で最も安いプランは1月あたり980円なので、1日あたり約33円程度。
最初の1か月は無料で利用できるので、とりあえず試してみたい人はお試し期間を使ってみるのも選択肢です。
デメリット②:確定申告書の計算は一部自分で計算をする
仕訳や決算書は自動で計算してくれますが、確定申告書の入力は自分で行う必要があります。
ですが、電話・チャット、メールでのヘルプ対応もしてくれますし、万が一確定申告書の作成が不可能になったとは無料で税理士を紹介してくれるで、ひとまずは安心。
マネーフォワードクラウド確定申告を丸2年使った私だからわかる特徴
2年以上マネーフォワードクラウド確定申告を利用しています。
2年使ってわかったメリットを紹介しますね。
データ連携機能による自動入力・仕訳で手間が省略できるのは本当にラク!
マネーフォワードクラウド確定申告に登録して一番楽に感じたのが、仕訳などの入力する手間が省略できた点です。
例えば、現在の業務はほとんどはネット上で完結するため、銀行やクレジットカードを登録すればすべて自動で入力が完了します。
また、仕訳する内容も多くないので、最初に自動仕訳登録の訂正を行えば、それ以後は仕訳作業の手間もほとんどかからなくなります。
スマホアプリにレシート読み取り機能がある!
マネーフォワードクラウド確定申告にはスマホアプリもあり、経費の入力をすることもできます。
その際に便利になるのが、カメラ機能を利用したレシートの読込機能です。
レシートをスマホのカメラにかざすと、日時・料金・店舗名などを自動で読み取ってくれるので、その情報をそのまま経費として登録できます。
もちろん、訂正も可能なので、経費を自家消費用と事業用で区分けすることも可能です。
マネーフォワードMEから自動連携されている!
すでにマネーフォワードMEを使っている方は、マネーフォワードMEで自動連携している金融機関がそのままマネーフォワードクラウド確定申告に反映されています…!
初期設定はめちゃくちゃめんどくさいんですが、その作業がほぼなくなることに。
これがめっちゃラク!
初期設定ってどうしてもログインID・パスワードを調べたりと本当にめんどうなのでうれしいですよね。
月980円なら余裕で元が取れる!
マネーフォワードクラウド確定申告のパーソナルライトプランは、年間契約で月980円です。
確かに出費にはなりますが、それだけで帳簿や仕訳作業が短縮できるなら割安です。
また、請求書などの機能も利用できるので、事業者にとっては便利です。
なお、1か月更新も可能ですが、年間通じて利用しないとあまり意味がありませんので、利用料がお得になる年間契約がオススメ。
無料で資産・収支管理
※無料で登録。5分で完了します。
マネーフォワードクラウド確定申告の評判・口コミ
マネーフォワードクラウド確定申告を利用した人は、経理事務が楽になった意見が多いです。
特に、取引データの読み込みで帳簿の記載する作業が省略される点が、評価されています。
個人事業主の人はマネーフォワードとマネーフォワードクラウド確定申告使うとすげー楽に青色確定申告できるからおすすめ。
会計ソフトに手動入力の時代は終わった— YU-TA💛 (@yuta_753) March 14, 2019
一度手で申告書を作成した経験がある人は、なおさら便利さが実感できます。
5月にパソコン入れ替えをきっかけに会計ソフトをマネーフォワードクラウド 確定申告に切り替えました。ネット口座やクレジットカードなどの履歴取込が非常に便利ですね。なるべく現金決済を減らして記帳の手間を今後一層減らしていきたいです。
— 建設業専門 行政書士 齋藤聡 (@saitouakira) July 14, 2019
データの読み込み機能は、取引回数が多い人ほど重宝するシステムです。
僕はもともと現金取引が滅多にないので、確定申告では銀行口座とカードの取引を記帳するだけでよく、それらの取引をほとんど自動取得できるマネーフォワードクラウド確定申告で、去年はかなり省力化できました。
逆に、自動取得できないヨドバシカードのカード利用率は激減しました😅 早よ対応して
— ジタカセ (@jitakase) March 10, 2019
一部対応していないクレジットカードもありますが、事業用のクレジットカードを一本化すえば、影響は最小限で済みます。
マネーフォワードクラウド確定申告の登録方法
マネーフォワードクラウド確定申告の登録方法を解説します。ぶっちゃけめちゃくちゃ簡単!
まずは公式サイトにアクセスします。
▼「1ヶ月無料で試してみる」を選択します。

▼必要情報を入力

マネーフォワードクラウド確定申告に登録するために、メールアドレス、氏名、パスワードを入力します。
これだけで完了です!
※すでにマネーフォワードMEを使っている方は、マネーフォワードMEのログインID・PASSでログインできます。
※契約プランの変更方法:
ホーム画面から右上部にある登録名をタップし、『ご利用プランの管理』を選択。
『ご利用プランの管理』画面の『プランの変更、ご利用料金の確認はこちら』を選択し、『プラン変更』を選択すると、プラン及び年額・月額支払いの変更が可能となります。
退会方法
マネーフォワードクラウド確定申告は、解約した時点でご契約プランが利用停止されます。
また、解約操作が確定した時点で取り消すことはできないので注意!
▼ユーザー設定→退会するを選択
ホーム画面から右上部にある登録名をタップし、ユーザー設定を選択します。

ユーザー設定にある、『退会する』を選択します。
▼退会理由を入力

マネーフォワードクラウド確定申告の理由を入力し、『退会する』を選択します。
以上で退会完了です。
まとめ:マネーフォワードME・確定申告は資産管理に必須!

本記事はマネーフォワードMEと確定申告をレビューしました。
マネーフォワードMEを使って5年使ってきて、デメリットはありますがそれを超えるメリットが多すぎるので今後もずっと使っていきたいと思っています。
また、確定申告は個人事業主には必須レベルです。
無料版でも十分な機能なので気になったらまずはじめてみましょう。
登録は5分もあればできるので、この記事を読んだ今がチャンス!
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